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 佐藤ここね の徒然なる季節のお便りです。 皆様のコメントをお待ちしております。               特にビジターさんのコメントお待ちしてます。_/_/_/_/2006 07-31
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■■■■■■初めてボランティアに参加した。
障害者乗馬。
朝、どきどきしながら所定の公園に行ってみると、20代〜60代まで30人程集まっている。
結構若い人が多いのに驚いた。

最初に責任者からの説明。「1度や2度の参加者は、はっきり言って何の役にもたちません。長く続けてこそのボランティアです。今日がその第1回目だと思ってください.」
それなりの心構えはして来たつもりだったけど、予想以上に厳しい。
だいたい、「お手伝いありがとう」ではなく「手伝わせていただく」という、気持の持ち方から出直さなければならない。

馬は3頭。木曽馬とポニー。みんなとても大人しく、賢く、自分の役割を理解しているかのようだ。
障害者は17歳までの12人。ボランティアは32人。

一人の障害者に担当ボランティアが3人つく。
リーダーは馬を引く人。馬の事だけに集中する。乗っている人に口出ししてはいけない。
サイドウォーカーが両側に一人ずつ。馬には触らず、障害者の様子のみに集中する。

私は初めてなので、15歳のユキナリ君という、身体的介助は必要ない自閉症の少年の担当になった。サイドウォーカーだ。挨拶に行く。
「初めまして。今日担当させていただきます。よろしくね。」

それまでひっきりなしに歩きながら何かしゃべっていたユキナリ君、一瞬黙って立ち止まり、私を横目で見て言った。
「キミはナゼここにいるの?」。。。。。たじろぐなあ。。。。アイデンティティの問題か。。。?  答えられなかった。情けない。。。。


各ボランティアが1度ずつ担当障害者の乗馬のサポートをするはずだったが、実際、何度も引き馬を引き受けた。ボランティアの大半は馬に触った事もないのだ。全員乗馬している人かと思っていたのでちょっとびっくり。そしてみんな馬から離れておしゃべりしている。メルアド聞いたり。。。。イラッ。。。。


脳性麻痺の障害を持つ人の介添えは大変だ。
全身の筋肉が硬直しているからみんなで抱え上げて騎乗させるのだが、足が開かない。マッサージしながら何分もかけてゆっくりまたがせる。背中に力が入らなくてぐにゃりと後ろに寝てしまう。
お尻が鞍に入らない。首もぐにゃぐにゃと座らない。こんな状態でも両サイド2人の介助で大丈夫なのかなあと心配になるくらいだ。しかも絶えず大声で歌ったり話しかけたりしていないと寝てしまう。。。。全員汗だくだ。

それでももう9年も続けているんだって。
お母さんの話では、本人は月に一度の乗馬をとても楽しみにしているらしい。

たった半日程度のボランティアでも大仕事だった。
疲労困憊。
けれど、いい一日だった。

障害を持つ人って、独自の世界に住んでいる。そして時折チラっと窓から顔をのぞかせる。馬をとおすと、窓からこちらの世界に顔を出すことが多くなるのだ。しかもその時にはとびっきりの笑顔だ。馬の持つ力だ。

障害者(この言葉は嫌い)は、本人よりも親が大変。
お話を聞いていて、こちらが泣いてしまいそうになるのだが、お母さんはにこにこと話している。明るい。そして強い。

続けようとおもう。大変だけど。 微力だけど。             2006.7.16

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